伝説の英雄『ウィリアム・テル』がデザインされた100フランの「黄銅貨」or
「真鍮貨」or「ブラス貨」となります。
スイス、ウーリー州にある州都アルトドルフ(Altdorf)にて開催された現代射撃祭を記念してSPECIMEN・・・見本硬貨として10枚のみ製造されました。
※注)
NGCのタグラベルのとおりHab-P26で発行枚数が10枚ですが、NGC鑑定品の方が多く違いがございます。おそらくリホルダーや2回以上のクロスオーバー等があったと思われ、NGC社側の未更新と推測します。ご了承の上、ご注文くださいませ。
ウィリアム・テルはスイス国民に愛され、コインだけではなく紙幣や切手などにもデザインが起用されております。
発行枚数は10枚のみとなり、貴重なSPECIMEN発行でございますので、国内外ショップ、またオークションなどでもお目にかかることはなく大変珍しい黄銅貨となります。
弓(クロスボウ)の名手であるテルが、80歩離れた場所から息子の頭の上に乗せたリンゴめがけ矢を射抜き、見事に命中させて落とすという場面はとても有名です!
《ウィリアム・テルの英雄伝》
圧制政治家ゲスラーへの忠誠を示す強制的なお辞儀命令に反旗を翻したテルは逮捕されます。ゲスラーはテルの息子を広場に立たせ「お前の子供の頭上にあるリンゴを打ち抜いたなら、命は助けてやる、自由にするがよい」と言い、テルは一発で落としてみせます。そしてテルは答えます「他のもう一本の矢でお前を射抜こうと思っていた」
この不遜な態度に腹を立てたゲスラーは反逆者と見做しテルを捕らえ獄に投じました。しかしテルは厳しい苦境を乗り越えゲスラーを倒します。そして待ちに待った自由を手にいれるのです。町へ戻ると英雄として迎えられ、反乱の口火を切ることとなりスイス独立への道に導きました。
<スイス射撃祭(近代射撃祭・現代射撃祭)>
1800年代にスイス連邦国家が各地で国家行事の「射撃祭」を開催。
開催を記念して「近代射撃祭シリーズ」を発行。
(*1842年~1883年で17種類)
100年後には「現代射撃祭シリーズ」で発行を再開。
(*1984~現在)
※上記年代の他にも発行されたコイン(記念メダル)も存在します。
Switzerland(SWISS) 100 Francs BRASS Uri Shooting Festival WILLAM TELL 1988HF NGC PF70 ULTRA CAMEO ID5022