【追加情報でコインの直径等が確認できます】
ハンガリー1737年、カルロス6世が描かれているターラー銀貨です。
--------------------------------
ターラー銀貨とは??
--------------------------------
ターラーは16世紀以来数百年にわたりヨーロッパ中で使われていた大型銀貨です。
そして「品質の高い銀貨=ターラー」としてヨーロッパ各国で広がり、次第にターラーが訛った『ダラー』が一般名詞化され、
その名残は、現在もアメリカ合衆国ドルをはじめとするドルや、2007年までスロベニアで使われていたトラールなどの通貨名に残っています。
※「ターラー」は、アメリカ合衆国でのドル(ダラー・dollar)の語源です!
表面:カルロス6世
碑文:CAR • VI • D • G • R • I • - S • A • G • HI • H • B • REX •
カルロス6世(Carlos VI, 1685年10月1日 - 1740年10月20日)は、
神聖ローマ帝国第12代皇帝(在位:1711年 - 1740年)
オーストリア大公(在位:1711年 - 1740年)
ハンガリー王(在位:1711年 - 1740年)
ボヘミア王(在位:1711年 - 1740年)
レオポルト1世と皇后エレオノーレ・マグダレーネの次男としてウィーンで生まれ、
兄のヨーゼフ1世が死去したため、1711年に神聖ローマ皇帝に即位しました。
カルロス6世は、長子相続制を定めた神聖ローマ帝国法に従い、
自身の娘マリア・テレジアを後継者に指名しました。
しかし、これは他のヨーロッパ諸国の反発を招き、オーストリア継承戦争(1740年 - 1748年)を引き起こした。
カルロス6世は、オーストリア継承戦争の初期は、フランスやプロイセンなどの強国と戦って苦戦しましたが、
1742年にマリア・テレジアがオーストリア女大公に選出されたことで、戦況は有利に転じました。
最終的に、1748年のアーヘン条約によって、マリア・テレジアの継承権は認められ、
オーストリア継承戦争は終結しました。
裏面:国章を胸に抱える双頭の鷲
碑文:ARCHID : AU : D : BU : M : MOR : COM : TY : 1737 · KB
中央の盾に戴冠したハンガリーの国章です。
NGC社鑑定で、総鑑定枚数6枚!!
本コインは、4thグレードの高鑑定1枚のそのコインです。
(+プラス付加鑑定を含む)
(2023年11月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
HUNGARY TALER SILVER KarlVI Arms within Order chain on eagle's breast NGC AU53 ID7223