【追加情報でコインの直径等が確認できます】
ハンガリー1671年発行の、レオポルト1世の肖像が描かれている6クロイツァー銀貨(※)です。
(※)クロイツァーは、オーストリア・ドイツ・チェコ・ポーランド・ハンガリー・ルーマニア・スイスなどで
19世紀後半まで使用された通貨の単位です。
一般に額面の低い単位であるので、コインは銅貨または、低品位の銀貨(.200程度)で製造されていました。
南チロルメラーノで製造された硬貨を起源とし、15、16世紀にドイツ南部に広まり、
表面に十字架が刻印されていたことから、この名がつけられました。
表面:レオポルト1世の肖像
碑文:LEOPOLDVS・D・G・R・(VI) I・S・A・GE・HV・B・REX・
レオポルト1世は、神聖ローマ帝国のローマ皇帝、オーストリア大公、ボヘミア王、ハンガリー王です。
ハプスブルク家の皇帝で、フェルディナント3世と皇后でスペイン王フェリペ3世の娘マリア・アンナの成人した2番目の息子で、
優れた作曲家でもあり、バロック大帝とも呼ばれました。
裏面:子供を抱えるマドンナ
碑文:PATRONA HV NGARIAE 1671 + KB
王冠をかぶったマドンナがイエスと思われる子供を抱いて座っています。
ミントマークを表す“KB”の文字が左右に分割されて刻印されています。
NGC社鑑定で、総鑑定枚数32枚!!
本コインは、最高鑑定4枚のそのコインです。
(+プラス付加鑑定も含む)
(2023年3月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
HUNGARY 6 Krajczar Silver Leopold I 1671KB NGC MS65 ID6473