【追加情報でコインの直径等が確認できます】
古代ローマ帝国(AD198-217)で鋳造・発行された、カラカラ(ルキウス・セプティミウス・バッシアヌス)が
描かれたデナリウス(※)銀貨になります。
(※)デナリウスは古代ローマの小額の銀貨で、紀元前211年から造幣されました。広く流通した硬貨ですが、
徐々にその品質が低下していき、最終的にアントニニアヌス銀貨に置き換えられました。
表面:カラカラの肖像
渾名としてつけられたカラカラとは、ガリア地方独特のフード付きチュニックのことで、彼が幼少期から好んで着ていた服装から付けられたとの事です。
カラカラ(ルキウス・セプティミウス・バッシアヌス)は、ローマ帝国の皇帝で、セウェルス朝の君主としては第2代当主となりました。
本名よりも「カラカラ」という渾名で呼ばれる場合が多く、歴史学者達もこのように呼称しています。
セウェルス朝の初代君主セプティミウス・セウェルスの長男であり、ローマ史上に残る暴君の一人として記憶されております。
裏面は、フェリシタスが正面を向いて立っており、カドゥケウス(杖)とオーブらしきものを持っております。
古代コイン鑑定グレーディングは、
△
UNC・・・完全未使用ハイレベル
MS・・・未使用レベル
AU・・・準未使用レベル
XF・・・極めて美しい状態
VF・・・美しい状態
F・・・激しい損傷がない並品
▽
(上部ほど状態の良いコインです)
・・・UNC>MS>AU>EF>VF>F・・・
と、←>の方が高鑑定となります。
本コインは、AU(準未使用レベル)打刻:5/5、表面:4/5 の高鑑定品となっております!!
ROMAN EMPIRE Caracalla AD198-217 NGC AU Strike5/5 Surface4/5 ID5771