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期間特価
★★★★★★★
12/4(日)まで
スペイン立憲革命の1820年にマドリッド造幣局から発行された、フェルディナンド7世の肖像が描かれた8エスクード金貨です。
エスクードは現在もカーボベルデ共和国で通用している通貨単位であり、かつてポルトガル及び
その植民地などにおいて用いられていた通貨単位です。
表面:フェルディナンド7世の肖像
フェルナンド7世は、スペイン国王(在位:1808年、1813年ー1833年)です。
[ スペイン立憲革命 (1820年1月1日)]
スペイン・ブルボン朝の絶対王政の復活に対し、自由主義者が起こした革命です。
スペインのラファエル・デル・リエゴ・イ・ヌニェス大佐がアストゥリアス連隊を率いて
「カディス憲法」の復活を求める反乱を起こしました。
フェルナンド7世は事態を収拾するために憲法の復活を承認し、3月10日に憲法復活を宣誓しました。
カディス憲法が復活した1820年から1823年までの時代は「自由主義の三年間」と呼ばれました。
裏面:スペインの国章(ブルボン家の紋章)
スペインの国章は王の紋章と同義と見なされてきており、国章と王家の紋章は近接に結びついていき、
歴史が下り異なる政体になっても、これらの意匠は形を変えて使われ続けました。
本コインで使用されているのは、「ブルボン家の紋章」に近いと思われます。
大航海時代以降のスペインは次第に国力が低下していきましたが、カルロス3世の時代に
ある程度の復興を果たしました。1761年にカルロス3世は紋章の修正を行なっております。
1813年、フェルナンド7世が王位に復帰し、カルロス3世時代に作成された簡略版の紋章を使用したとされています。
外側の円は6分割されております。
○左上はアラゴンとシチリア、右上はオーストリアとブルゴーニュ公国の紋章。
○左中段はファルネーゼ家、右中段はメディチ家の紋章。
○左下はブルグント王国の紋章、右下はブラバント公国の紋章。
○下段中央はフランドル伯とチロルの紋章。
○内側の円はクォータリーの形式で左上と右下がカスティーリャ、右上と左下がレオンの紋章。
○下部にグラナダの紋章。
○最も内側の円にはブルボン家の紋章。
○王冠が載り、金羊毛騎士団の勲章が盾のまわりに配置されています。
NGC社鑑定で、総鑑定枚数24枚!!
本コインは、3rdグレードの高鑑定9枚の内の1枚です。
(+プラス付加鑑定を含む)
(2022年9月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
SPAIN 8 Escudos Gold Fernando VII Escudo de España 1820 NGC AU58 ID5975