【追加情報でコインの直径等が確認できます】
NGC社鑑定で、AU鑑定で5/5,4/5の鑑定品です。
さらに、「FineStyle」のハイグレードコインです。
古代ボスポラス王国、パンティカパイオン(4th Century BC)発行の、AE21青銅貨(※)です。
ボスポロス王国は、クリミア半島を中心にギリシア人の植民者と現地人らによって形成された国家です。
黒海交易の中心として古代世界で繁栄を誇りました。ボスポロスとは本来は黒海とアゾフ海を結ぶ
ケルチ海峡の古代ギリシアにおける名称であり、この王国の名はそれに由来してます。
パンティカパイオンは、タウリカ(現クリミア自治共和国)にあった重要な古代ギリシアの都市および港です(現ケルチ)。
ケルチ海峡の西側にあるミトリダテス山の丘の上にあり、紀元前7世紀後期から紀元前6世紀初期にかけて、ミレトス人が建設しました。
(※)AE21は、古代のローマ帝国やその周辺地域で広く使用された青銅貨で、政府や地方政府によって
発行されていました。
21は、コインの重さの単位であるオボルス(As)の1/21を表しています。
表面には、当時の象徴者の肖像、神話の人物、あるいは象徴的な図案が描かれています。
グリフィンの前身と、下にはチョウザメが刻まれており、
これらの貨幣は、時代や地域によって異なる重量や紋様を持っています。
古代の歴史や文化に興味を持つ人々にとって、貴重なコレクション品となっています。
また、AE21を含む古代の貨幣の収集は、歴史研究や文化遺産救済にも役立っています。
パン(Pan)またはシレノス(Silenus)のイメージを描いた古代コインです。
パンはギリシャの羊飼いと群れの神で、パンパイプを演奏する半人半ヤギの生き物として描かれることがよくありました。
シレノスはディオニュソス神の仲間であり、ロバに乗った酔っぱらいの老人として描かれることが多いです。
これらのイメージはしばしば象徴的または神話的な意味を持っていました。
古代コイン鑑定グレーディングは、
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UNC・・・完全未使用ハイレベル
MS・・・未使用レベル
AU・・・準未使用レベル
XF・・・極めて美しい状態
VF・・・美しい状態
F・・・激しい損傷がない並品
▽
(上部ほど状態の良いコインです)
・・・UNC>MS>AU>EF>VF>F・・・
と、←>の方が高鑑定となります。
本コインは、AU (準未使用レベル) 打刻:5/5、表面:4/5 の鑑定品です。
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【FineStyle】
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本コインはパッケージに記載されている通り「Fine Style」です。
グレードとは別に造形として美しいと鑑定されたものに「Fine Style」と表記されます。
芸術性が高いと認められる美しいコインということになります☆
BOSPORUS PANTICAPAEUM AE23 4th Century BC Pan or Silenus NGC AU Strike: 5/5 Surface: 4/5 FineStyle ID7559