イギリス1821年発行の、ジョージ4世が描かれたクラウン銀貨になります!!
表面:ジョージ4世(1820-30)の肖像
碑文:GEORGIUS IIII D:G:BRITANNIAR:REX F:D:
ジョージ4世は、イギリス、ハノーヴァー朝の国王であり、ハノーファー王国の国王ゲオルク4世でもあリました。1811年から即位するまで、父の精神疾患により摂政王太子として統治しました。
裏面:聖(セイント)ジョージ龍退治
デザイナー:ベネデット・ピストルッチ(1783年5月29日-1855年9月16日)
ベネデットピストルッチはイタリアの宝石彫刻家、メダリスト、コイン彫刻家であり、おそらくイギリスのソブリンコインのセイントジョージとドラゴンのデザインで最もよく知られていました。
<龍と闘う聖(セイント)ジョージ>
カッパドキア出身の守護神ジョージは、リビアのシレネにやってくると、そこは人々が怪物に悩まされていました。
軍は幾度も退治を試みましたが追い返されるだけでした。
策として羊を生贄として与えていましたが、やがて羊はいなくなってしまい、人々は息子や娘という、か弱い「子供」を与えて凌ぎました。
ある日、王女が生贄の番になり、王は悲しみながらも怪物がいる場所へ娘を王衣でまとい連れて行くと、そこには馬に乗った男「聖ジョージ」が現れました。
王女を襲い、食らおうとする怪物めがけ馬を走らせ、聖ジョージは手の槍を神に捧げ怪物と対峙しました。
その怪物こそが「龍」でありました。
聖ジョージは槍を突き刺し、王女に腰帯を龍に巻くよう指示しました。
すると龍は突然、従うようになり、二人は町に戻りました。
逃げ惑う人々に聖ジョージは「もう襲ったりはしない」と告げました。
感銘を受けた王様や家来、仕える者、町中の人々が、キリストの洗礼を受けました。
Great Britain CROWN Silver George Ⅳ Secundo 1821 PCGS Cleaning-AU DETAILS ID5163