【追加情報でコインの直径等が確認できます】
歴史が感じられる、魅力あふれるコインをコレクションにいかがでしょうか?
古代のリディア王国で発行された、世界最初の金貨と言われる
Stater(※スタテル)エレクトロン貨の古代金貨でございます★
(※スターテル、スタテイル、ステーターなどとも呼ばれます。)
リディア王国は現在のトルコにあたり、紀元前という年代からみても
当時の鋳造技術は優れたものであります!!
当時のリディアで取れた豊富な砂金から製造されており、
表面はライオンと燦々と輝く太陽のデザイン☆
///// エレクトロン貨は、正確な円形のモノはありません!? /////
・・・それは、当時、同じ形状でコインを何枚も発行する技術がまだ無かったためで、
楕円だったり対称していない丸みを帯びていたりと、歪な形状のコインも多いのが特徴です♪
・・・この形状の歪さが故に世界で一枚だけのカタチであり、
古代コインの人気の理由の一つなのであります★
エレクトロン貨ですが、天然合金(金&銀)が「琥珀」(エレクトラム)に似ていることから名づけられエレクトラム貨と言われることもあります♫
ちなみにッ!!
・・・エレキ(エレクトリック)/電気はエレクトラムが語源です!
表面:王の権力の象徴ライオン(アリュアッテス2世を象徴するモチーフ)
ライオンの頭があり、その上に太陽が輝いています。
アリュアッテス2世の治世初期に、リディアに史上初めての貨幣が登場しており、
このためアリュアッテスは貨幣の発明者と見なされています(諸説あり)。
裏面:インキューズ/打刻印
型を押し当て、反面に凹んで打刻される、古代金貨に見られる製造方法でございます♫
なんと、偽造防止目的とも言われており、当時の技術を考えると、
「偽物を造れる輩までいたのかッ!?」とワクワクさえします♪
古代コイン鑑定(NGC社)によくあるStrike(打刻)、Surface(表面)は、それぞれ5/5が最高数値となります。
↓↓↓
△
UNC・・・完全未使用ハイレベル
MS・・・未使用レベル
AU・・・準未使用レベル
XF・・・極めて美しい状態 ←←←
VF・・・美しい状態
F・・・激しい損傷がない並品
▽
(上部ほど状態の良いコインです)
本コインは、XF(極めて美しい状態 )打刻:5/5、表面:4/5 のコインです!!
NGC社 / Ch / XF
本コインの様に、Chが付くと同グレードのなかでも選りすぐり(Choice)という意味になり、プラス評価です♪
紀元前6世紀の中頃、アリュアッテス2世の息子であるクロイソスによる通貨改革により、
金と銀の割合、特に金の含有量を正確に測定することが技術的に困難であったため、
エレクトロン貨幣は廃止されたとされております。
LYDIA 1/3 Stater Electrum c.610-546 BC NGC Ch XF Strike5/5 Surface4/5 ID7070