【追加情報でコインの直径等が確認できます】
紀元前152年から紀元前145年にかけてセレウコス朝の王であった
アレクサンドロス1世バラスによって鋳造されたドラクマ銀貨です。
アレクサンドロス大王のディアドコイの一人、セレウコス1世ニカトルが
シリア、バビロニア、アナトリア、イラン高原、バクトリアに跨る地域に築いた王国です。
プトレマイオス朝やアンティゴノス朝と共に、いわゆるヘレニズム国家の1つとされます。
表面:アレクサンドロス1世バラスの肖像
アレクサンドロス1世バラスは、セレウコス朝シリアの第11代王です。
裏面:ギリシャの神アポロン
ギリシア神話に登場する男神です。オリュンポス十二神の一柱であり、ゼウスの息子であります。
詩歌や音楽などの芸能・芸術の神として名高いが、羊飼いの守護神にして光明の神でもあり、
イーリアスにおいてはギリシア兵を次々と倒した「遠矢の神」であり、
疫病の矢を放ち男を頓死させる神であるとともに病を払う治療神でもあり、
神託を授ける予言の神としての側面も持つなど、付与された性格は多岐に亘ります。
古代コイン鑑定(NGC社グレーディング)の「Strike*打刻」、「Surface*表面」は、
それぞれ5/5が最高数値です。
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UNC・・・完全未使用ハイレベル
MS・・・未使用レベル ←←←
AU・・・準未使用レベル
XF・・・極めて美しい状態
VF・・・美しい状態
F・・・激しい損傷がない並品
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(上部ほど状態の良いコインです)
本コインは、MS(未使用レベル)打刻:5/5、表面:4/5 の高鑑定品です!!
SELEUCID KINGDOM AR drachm Alexander I hldg. bow, testing arrow rv Apollo on omphalus 152-145BC NGC MS Strike5/5 Surface4/5 ID6735