【追加情報でコインの直径等が確認できます】
モロッコ、アラウィー朝(AH1082-1139)ムーレイ・イスマーイール(※)統治時発行の、
ディナール金貨です。
アラウィー朝は、17世紀末からモロッコを統治する王朝で、首都はフェズ、メクネス、ラバトにおかれました。
ディナールは、アラブ地域などの多くの国で使われている通貨です。
当時各国で使われていたが、それぞれ独自で発行されていたため価値は異なります。
ディナールの名称は、ローマ帝国の銀貨「デナリウス」に由来しています。
(※)ムーレイ・イスマーイールは、モロッコ、アラウィー朝の第4代スルターンです。
スルターンとは、イスラム世界における君主号(君主の称号)のひとつで、アラビア語で権力や権威を意味します。
アラウィー朝の始祖ムーレイ・シャリーフの七男で、1667年から継兄ムーレイ・アル=ラシードが死去する
1672年まではフェズ王国およびモロッコ北部の総督でした。
彼はフェズでスルターンを宣明するが、王位を主張する甥ムーレイ・アフメド・ベン・メレズとの抗争が勃発、
1687年にアフメドが死去するまで抗争は続きました。
イスマーイールの55年に及ぶ在位期間は、モロッコのスルターンで最長でありました。
NGC社鑑定で、総鑑定枚数2枚!!
本コインは、準最高鑑定1枚のそのコインです。
(+プラス付加鑑定を含む)
(2022年10月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
Morocco ALAWI DENAR Gold SHARIFS ISMA'IL AL-SAMIN BUNDUQ AH1082-1139 NGC MS61