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NGC社鑑定で、総鑑定枚数1枚の希少性!!
フランス1640年ブザンソンの造幣局で発行された、カール五世が描かれた テストン(※)銀貨です。
(※)テストンは、ルイ12世によって作成された旧フランスの銀貨です。
1514年4月6日の条例により、そして1540年の条例によってフランソワ1世の下で確認された、
フランスで鋳造された最初の重い銀貨になります。
表面：左胸に月桂樹をつけた皇帝カール5世の横顔
碑文：+ CAROLVS・V IMPERATOR
裏面：盾に描かれたブザンソンの紋章と日付
碑文：+MONETA・CIV・IMP・BISONT
カール5世（ドイツ語：Karl V / スペイン語：Carlos I）
1500年2月24日、ルゴーニュ公の居城があったガンで父ブルゴーニュ公フェリペ（神聖ローマ皇帝マクシミリアン１世の皇子）、母スペインの王女ファナの間に生まれました。
その宮廷で育ち、父からブルゴーニュ公国を継承します。
彼の名前は母方の曾祖父であるフランスのブルゴーニュ公シャルルにちなんでつけられました。
1516年 - 1556年の間、スペイン国王として、1519年 - 1556年の間は神聖ローマ皇帝として在位しました。
他にもナポリ王、カスティーリャ王、レオン王、アラゴン王、ナバラ王、バレンシア王など
世界史上で最も多い70の称号をもち、領土は南北アメリカをふくめた空前の一大帝国を統治した人物です。
このコインが製造されたのは1640年となりますが、死してなお、なぜ何十年もの間にわたり皇帝の肖像が描かれていたのでしょうか。
それは1526年にベサンソンに造幣権を与え、1534年からは彼の胸像または人物像と
市の紋章が図柄として用いられることとなったからだと思われます。
またカール5世の治世の間、ブザンソンの自由帝政の地位が保護されていたことも理由にあります。
そのため、ブザンソンのコインには、カール5世の退位と死後、17世紀半ばまで彼の肖像が描かれ続けたのです。
NGC社鑑定で、総鑑定枚数/最高鑑定1枚のそのコインです。
(+プラス付加鑑定を含む)
(2024年3月リサーチ/鑑定数等、変動する場合が有ります)
FRANCE BESANCON TESTON Karl V Historical Scholar Coll 1640 NGC AU58 ID7523
