【追加情報でコインの直径等が確認できます】
パルティア王国(c.AD10-38)発行の、アルタバノス4世が描かれたドラクマ銀貨です。
パルティアは、古代イランの王朝です。王朝の名前からアルサケス朝とも呼ばれ、
日本語ではしばしばアルサケス朝パルティアという名前でも表記されています。
古代中国では安息と呼称されました。
表面:王冠を身に着け、長いひげを生やしたアルタバノス4世
アルタバノス4世(在位:216年 - 224年)は、アルサケス朝パルティアの王です。
ヴォロガセス6世に対抗してパルティア領の大半の支配権を握りました。
224年頃、パルティアの従属王国の1つペルシス王国(従属王国中最大の国)で、パーパクに代わってアルダシール1世が即位しました。
アルダシール1世は即位後直ちにパルティアに反旗を翻し、パルティア東部領土を支配していたアルタバノス4世はこれを鎮圧に向かいました。
戦争は長期にわたって続きましたが、224年にホルミズド平原の戦いでアルタバノス4世は敗れ、アルダシール1世によって殺害されました。
裏面:ギリシャ語の碑文の中、射手が玉座に座り弓を持っている
古代コイン鑑定グレーディングは、
△
UNC・・・完全未使用ハイレベル
MS・・・未使用レベル
AU・・・準未使用レベル
XF・・・極めて美しい状態
VF・・・美しい状態
F・・・激しい損傷がない並品
▽
(上部ほど状態の良いコインです)
・・・UNC>MS>AU>EF>VF>F・・・
と、←>の方が高鑑定となります。
本コインは、AU (準未使用レベル)のコインとなっております!!
PARTHIAN KINGDOM Drachm Silver Artabanus IV c.AD 10-38 NGC AU ID6063