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リディア王国クロイソス王以降(c.561BC)鋳造・発行の、
『対峙するライオンとブル(雄牛)』が描かれたハーフスタテル/シグロス銀貨です!!
リディア王国は現在のトルコにあたり、紀元前という年代からみても
当時の鋳造技術は優れたものであります♪
クロイソス王がデザインに選んだという『対峙するライオンとブル(雄牛)』
ライオンは勢力や権力を表し、ブル(雄牛)は繁栄力や豊穣を表すと考えられております。
そして裏面の穴は表面デザインを浮かせるため、銀製の土台に抑えて製造する際に施された
インキューズというもので 「 偽造防止目的の極印 」 とも言われており、当時の貴重な技術を、
このコインから見る事ができます。
古代コインの歴史は言説のため、様々な諸説が入り乱れておりますので、それが面白さの一つでもあります!
このリディアコインにしてもライオンとブルは国と国との戦いを表しているという説もあり、
手にして「太陽と月」「光と影」「男と女」というような自己流の新説を唱えるのも楽しいかもしれません・・・・・
地球が誕生して初めて作られ、指先程の大きさに夢がたっぷり詰まった魅力あふれるコイン、
コレクターならば一枚は手に入れたいコインでございます♪
古代コイン鑑定(NGC社グレーディング)の「Strike*打刻」、「Surface*表面」は、
それぞれ5/5が最高数値です。
△
UNC・・・完全未使用ハイレベル
MS・・・未使用レベル
AU・・・準未使用レベル
XF・・・極めて美しい状態
VF・・・美しい状態
F・・・激しい損傷がない並品
▽
(上部ほど状態の良いコインです)
・・・UNC>MS>AU>EF>VF>F・・・
と、←>の方が高鑑定です。
NGC社 / Ch / VF
本コインの様に、Chが付くと同グレードのなかでも選りすぐり(Choice)という意味になり、プラス評価です♪
※countermarks
・・・政府非公認の者によって打刻されたとされる判定となります。
古代コインに関してはよく見られる判定です。
LYDIA Croesus AR Half-Stater/Siglos Silver obv lion confronting bull rv bipartite incuse c.561BC NGC Ch VF Strike5/5 Surface3/5 ID6808
