【追加情報でコインの直径等が確認できます】
古代ローマ帝国(AD161-169)に発行された、アウレウス金貨(※)です。
(※)アウレウスは、古代ローマの貨幣で、金で作られた最高位の通貨でした。
このコインは、紀元前1世紀後半に始まり、3世紀後半まで発行されていました。
アウレウスには、一般的に皇帝の肖像が表に描かれ、下部には神々やローマの象徴が描かれていました。
アウレウスは、銀貨であるデナリウスと同様に、ローマ帝国の通貨システムの一部であり、高額の取引や軍事報奨などに使用されました。
表面:ルキウス・ウェルスの肖像
ルキウス・ケイオニウス・コンモドゥス・ウェルスは、ローマ帝国のネルウァ=アントニヌス朝の皇帝の一人で、マルクス・アウレリウス・アントニヌスと共に統治した共同皇帝です。
2人はともにアントニヌス・ピウスの養子となり、養父の死後に皇帝位を継承しました。
ルキウス・ウェルス (AD 130-169) は、養子の兄弟で共同皇帝のマルクス アウレリウスと共に、
AD161から169 まで統治したローマ皇帝でした。
彼の治世中、彼は東部のパルティア帝国に対する軍事作戦で知られており、大部分が成功しました。
ルキウス ヴェルスの治世のアウレウス金貨は通常、表側 (前面) に彼の肖像画、
裏側 (背面) にさまざまなシンボルと碑文が描かれています。(軍事的勝利)。
ローマ帝国にはさまざまなデザインのコインを製造する複数のミントがあったため、
コインの特定のデザインは、それが鋳造された年とミントの場所によって異なります。
今古代ローマのコインの収集家によって非常に人気があります。
古代コイン鑑定(NGC社グレーディング)の「Strike*打刻」、「Surface*表面」は、
それぞれ5/5が最高数値となります。
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UNC・・・完全未使用ハイレベル
MS・・・未使用レベル
AU・・・準未使用レベル
XF・・・極めて美しい状態
VF・・・美しい状態
F・・・激しい損傷がない並品
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(上部ほど状態の良いコインです)
・・・UNC>MS>AU>EF>VF>F・・・
と、←>の方が高鑑定となります。
本コインは、MS (未使用レベル)の高鑑定コインとなっております!!
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【FineStyle】
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本コインはパッケージに記載されている通り「Fine Style」です
グレードとは別に造形として美しいと鑑定されたものに「Fine Style」と表記されます。
芸術性が高いと認められる美しいコインということになります☆
<画像クリックでNGCサイトが確認できます>
Scuffs・・・表面に生じた微小な傷や傷跡を示します。
ROMAN EMPIRE AR Denarius Gold Lucius Verus AD161-169 NGC MS Strike: 5/5 Surface: 3/5 FineStyle Scuffs ID6558